初夏の夜、暗闇に光るホタルの輝きは人々にほのぼのとした暖かさを感じさせてくれます。ホタルが棲むことが豊かな自然の象徴だからでしょうか。座光寺には最下段の段丘崖の清水が湧き出るところに体長2cmほどのゲンジボタルがたくさん棲んでいます。ゲンジボタルの発光は西日本の2秒型と東日本の4秒型に分けられますが、座光寺のゲンジボタルは東日本型です。田んぼには少し小型のヘイケボタルが発生します。ゲンジボタルと入れ替わるように見ることができるようになります。地域では、毎年ホタル観察会を開き、これからもホタルが安心して暮らせる、そして人も安心して暮らせる自然豊かな座光寺を守っていくことに、思いを新たにしています。

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