元善光寺

・定額山 元善光寺(座光如来寺)
「元善光寺縁起」によると、開創(寺院の創設)は飛鳥時代(7世紀頃)と伝わる天台宗の寺院です。602年に本田善光が難波(大阪府)から持ち帰った本尊をここで祀り、642年に長野市の善光寺に移したことから、現在では元善光寺と親しまれていますが、古くは如来寺と呼ばれていました。
本尊は新たに彫られた善光寺如来で、7年に一度公開する御開帳があり次回は2015年4~5月に予定されています。また宝物殿には、持ち帰った本尊を安置すると光り輝いたという「座光の臼」が収められています。
元善光寺では1788年(天明8年)に火災があり、現在の建物はその後の再建です。本堂は5間×7間の大きさです。長野市の善光寺本堂と同じく、暗い地下廊下を一周回って手探りで鍵を探し当てる「戒壇めぐり」ができます。

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