「南本城 御城印」を販売開始!

2024年07月23日|全国の皆さんへ

座光寺地域自治会(麻績の里振興委員会、2000年浪漫の郷委員会)では、座光寺の麻績神社のすぐ後ろにひかえる山城「南本城城跡」(長野県史跡)の御城印を制作し、本日7月23日(火)から販売を開始します。是非、お買い求めください!

○御城印のサイズ はがきサイズ(上質紙) 

○御城印の内容

・「南本城」をはじめ御城印の文字の揮毫は、地元在住の書家・金田成仁さんに依頼しました。また「信州飯田座光寺麻績之里」の落款は、金田成仁さんの「篆書(てんしょ)」です。

・あしらわれている家紋は、座光寺地域にゆかりのある座光寺氏の家紋「丸に違い鷹の羽」です。なお、南本城については残された史料が少なく、築城者や築城年代、また座光寺氏の出自など多くの謎に包まれています。その点は御城印の裏面に記載してあります。

○金額 御城印1枚300円

○販売開始 令和6年7月23日(火)

○販売場所 飯田市役所座光寺自治振興センター窓口

○販売日時 同センターの業務時間(月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分)

*但し、祝日、年末年始は除く *通販などは実施しませんのでご了承ください。

南本城城跡の概要

・飯田市座光寺地区の段丘先端に、並木沢川を挟んで北に位置する城跡を「北本城城跡」、南に位置する城跡を「南本城城跡」と呼び、古来両者を合わせて「上野城」または「本城」と呼んできました。1981年(昭和56年)、北本城城跡に座光寺小学校を建設するにあたり城郭調査がなされ、北本城は城主が居住する居館的平山城、南本城は軍事的で防御専一に造られた山城であることなど、城跡の様相が明らかになりました。

 

南本城城跡鳥瞰図(宮坂武男氏作成。長野県立歴史館所蔵)

・2013年(平成25年)、南本城城跡は伊那谷でも例を見ない複雑な縄張りがほとんど完全に残された城郭であり、戦国の動乱を現在に伝える貴重な遺跡として「長野県史跡」に指定されました。

・南本城の築城者と築城年については、史料がほとんど残されておらず謎に包まれていますが、在地の豪族である座光寺氏が築いたと推定されています。しかし、遺構の規模、複雑な縄張りから考えて、座光寺氏単独でこのような城の普請をしたとは考えにくく、熾烈な戦国大名間の抗争の中で、より大きな勢力の手が加わっていた可能性が指摘されています。

・南本城城跡は、「ササユリ」など絶滅が危惧されている貴重な植物が残っている里山でもあり、毎年6月初旬には「ササユリ」など植物見学会を行っています。

 

座光寺地域自治会(麻績の里振興委員会、2000年浪漫の郷委員会)

 

 

 

 

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