コロナ禍の今だからお知らせします 座光寺最古の庚申様

2022年09月12日|歴史

歴史に学び地域を愛する会からのお知らせです。
座光寺で一番古い庚申(コウシン)塔が、今年共和地区から下羽場地区へ移転しました。

左から2番目が庚申塔 他3基地蔵様等と合祀されている

 

この庚申様は江戸時代に、健康や豊かな生活を願って建てられました。
庚申信仰は、中国から平安時代に伝わり江戸時代に日本各地に広がり座光寺にも25基庚申塔が存在します。
古くから人々は健康にと祈り祭祀してきたことが伺えます。
現在はコロナ禍で皆さん大変ですが改めて庚申様に疫病退散を願い、心豊かな日常生活に戻って欲しいものです。

この庚申塔は、青面金剛(セイメンコンゴウ)像が刻まれています。

 

☆この庚申様の経緯
共和地区正泉寺墓地(国道153号線の土曽川橋の北100mの東に隣接)湯沢誠さん墓地内にあり、今から約300年前元禄7年(1694)に湯沢誠さんの先祖湯沢仁左衛門はじめ10名の同行者により建立されました。

☆移転の経緯
リニア中央新幹関連で、国道153号線の拡幅により墓地移転対象となり昨年から墓石とともに移転工事が始まり本年移転が完了しました。
移転先は、共和地区正泉墓地(国道153号)から約1km東の下羽場地区の土曽川沿いに盛土造成された墓地内の西南奥に安置されました。

 

座光寺には石造文化財が数多く残っています。
もっと知りたいかたは、本座光寺地域自治会ホームページのホーム画面の左側のバナー「○としょかん」の以下を検索してみて下さい。
◯としょかん-私たちのふるさと座光寺-〇地域のあゆみ-庚申塔と馬頭観音について教えて
〇としょかん-ふるさと座光寺マップ石造文化財 野の仏たちに会いに行こう

 

以上、歴史に学び地域を愛する会から報告しました。

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