中学生の体験教育旅行で座光寺の魅力発信

2021年12月08日|新着情報

私たち「浪漫の郷座光寺 案内人」は12月7日(火)、本年度2度目のガイド事業として体験教育旅行で南信州を訪れた岐阜市立岐阜西中学校の皆さん約80名に2000年浪漫の郷 座光寺の魅力をアピールしました。

今回の企画は、修学旅行を受け入れることとなった南信州観光公社より「南信州の歴史資源を訪ね、地元でその保存・活用に携わっている方からお話をお聞きするコースを設定したい」との要請により、南信州の山城探訪(南本城跡と松岡城跡)と飯田古墳群(高岡第1号古墳・竜丘塚原二子塚古墳群)と恒川官衙遺跡の2コースが設定されたものです。

〇南本城城跡コース(3年4組の37名)

あいにくの小雨模様の中、座光寺全体と南本城の概要説明を麻績史料館において行った後、3チームに分かれて、それぞれ小島・湯澤・北村案内人(麻績の里振興委員会2班所属)がガイドを担当。幸いにも雨が上がったところで、麻績学校校舎・舞台桜を案内した後、麻績神社から整備された遊歩道を歩きながら各曲輪・切岸・竪堀・土塁・虎口など戦国時代の動乱を今に伝えるロマンあふれる山城の魅力を楽しんでいただきました。

麻績史料館で浪漫の郷座光寺の魅力を解説

 

麻績の里舞台桜を紹介

山城の遺構を歩いて体験

 

〇高岡第1号古墳と恒川官衙遺跡(3年1組の38名)

元善光寺駅前でバスを降りた生徒さんたちを「古墳ひろば」に誘導。浪漫の郷委員会の駒瀬ガイド部会長から案内人の紹介を行ない、歴史に学び地域をたずねる会の田口会長が歓迎のあいさつを兼ねて浪漫の郷座光寺の魅力を語りました。その後、2グループに分かれて高岡第一号古墳と恒川官衙遺跡を交互に見学してもらいました。

案内人の紹介と歓迎のあいさつ

高岡古墳のガイドは高岡の森保存会の尾畑・木下案内人、官衙遺跡は恒川清水を語る会の今村案内人と飯田市教育委員会の坂井係長が対応しました。

資料を手に説明を行う今村案内人

古墳の石室内部を案内

 

これからも南信州観光公社への積極的提案などに取り組み、座光寺を訪れる皆さまにガイドを通じて地域の魅力を発信していくために案内人としての知識・技術の研さんに努めていきたいと決意を新たにしています。

以上、2000年浪漫の郷委員会からお知らせしました。

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