恒川史跡公園整備の工事説明会が開催されました
国史跡・恒川官衙遺跡(平成26年指定告示)の史跡公園整備事業は、整備基本計画に基づき本年2月から恒川清水の整備工事が始まりました。
公園整備に当たっては恒川史跡公園整備推進会議において議論を進めていますが、「地域・地区にとって特別な場所であるので、近隣住民の意見を反映してほしい」との意見が出され、8月1日(日)午前8時30分から現地と会所において工事説明会が開催されました。
当日は感染防止対策を施した上で、地元の皆さん約20名のほか飯田市文化財保護活用課から3名、施工事業者3名が参加しました。
馬場文化財保護活用課長のあいさつ、関島担当専門幹による整備事業の概要説明の後、施工事業者の方から具体的な工事方法等について説明を受け、質疑を行いました。
特に、本年3月に南本城城跡で山採りしたシラカシ・サカキ・アオキなど座光寺ゆかりの植物の植栽方法などに関心が集まりました。
その後、炎天下を避けて恒川清水会所に会場を移して、今後の維持管理方法や整備事業全体について意見交換を行いました。
なお、史跡公園内に設置する石碑(史跡標識)に刻む文字の筆耕も募集中(9月17日締切)ですから、座光寺にお住まい・縁のある方などのご応募をお待ちしています。
今後も史跡公園整備事業の進ちょくに併せて地元住民が協働して、地域の皆さんに親しまれる公園づくりに取り組んで行きたいと思います。
以上、恒川史跡公園整備推進会議からのお知らせでした。