一本桜ウォーキングを行いました
地域には昨年、座光寺の花として制定された「しだれ桜」や立派な一本桜が各所にあります。
コロナ禍の中で昨年と今年、恒例の「麻績の里桜まつり」が中止の止むなきに至りましたが、地域の桜を巡りながら春の景色や歴史ロマンに触れてもらおうと、住民の皆さんに呼びかけて「一本桜ウォーキング」を初めて開催しました。
春本番を感じさせる4月3日(土)、参加者の皆さん約20名に加えて、歴史に学び地域をたずねる会、2000年浪漫の郷委員会及び座光寺公民館のスタッフが、散り始めた麻績の里舞台桜の前に集合。受付時には「座光寺の花・しだれ桜」のクリアファイルに入ったガイド資料を一人ひとりにお渡ししました。
はじめに田口・歴史の会会長より「昨年度は地域探訪も中止になったが本日は、座光寺に多くある史跡などを巡るウォーキングも兼ねて楽しんでもいたい」とのあいさつがあり早速、舞台桜の前で3人の子ども桜ガイドの皆さんが分担して、麻績の里 舞台桜・石塚桜のほか、散策するコースにある県宝・旧麻績学校校舎、国史跡・高岡二号古墳、同じく国史跡・恒川官衙遺跡などを、マスク越しにはっきりとした口調でガイドしました。
この日のガイドは座光寺小学校5年生の木村優楽さん、熊谷ゆめさん、棚田紗世さんの3名。子ども桜ガイドの皆さんは昨年度と今年度と2年連続で桜まつりが開催されない中、学習会と体験会を行うなど、この「一本桜ウォーキング」に備えて準備を積んできたとのことで、その成果を存分に発揮する場となったようです。
また、ウォーキングコースにある一本桜や史跡等のガイドは、2000年浪漫の郷委員会の駒瀬・ガイド部会長と今村・副会長が務めました。参加者の皆さんは、様々な花が咲き乱れる中をご家族と、あるいはお友達とゆっくりと春の景色を楽しみながら、2時間ほどかけて完歩し、全員無事に舞台桜の前に到着しました。
最後に、片桐・公民館長が「座光寺を知っていただく良い機会となったと思う。子供桜ガイドの皆さんが明るく元気に説明していただき、楽しいウォーキングができた」とあいさつしました。
今後も、四季折々の座光寺の風景や歴史資産などを、地域の皆さんとともに楽しく巡りたいと思います。
以上、2000年浪漫の郷情報隊からのお知らせでした。