南本城の整備作業を行いました【麻績の里振興委員会】

2017年05月24日|新着情報

麻績の里振興委員会2班では南本城の保全に努めており、毎年この時期には、ササユリ見学会に向けて遊歩道の整備作業を行っています。
新緑が鮮やかとなった5月20日(土)の午後2時、2班のメンバー6名で、初夏の木漏れ日を浴びたササユリの若葉の確認と周辺の草刈り等に汗を流しました。
ササユリ周辺の雑草木を丁寧に刈り取ります

ササユリ周辺の雑草木を丁寧に刈り取ります

ササユリは種子が地上に落ちて初めて発芽するのは通常翌々年の春です。さらに「初花」を咲かせるまでに種子から約7年以上の歳月がかかる植物です。

昔は座光寺の里山に広く生息していましたが、近年は長野県の「準絶滅危惧種」に指定されており、座光寺では絶滅したと思われていました。しかし、2007年に南本城に生息していることが確認されてからは、私たち麻績の里振興委員会の2班で保護活動を続けています。

急斜面で若葉(つぼみ)を一つ一つ確認します

急斜面で若葉(つぼみ)を一つ一つ確認します

開花が楽しみなササユリのつぼみ

開花が楽しみなササユリのつぼみ

 

今年の見学会は、6月10日(土)に予定しています。是非、皆さんも希少で美しい花をご覧いただき、一緒に南本城のササユリを大切に見守っていきましょう。

 

以上、麻績の里振興委員会2班情報隊 北村がお伝えしました。

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