石川除け除草作業(第2回目)を実施しました
7月10日、水辺の広場委員会主催の天竜川阿島橋付近の水辺の広場の環境整備事業に合わせて、本年2回目の飯田市史跡指定の石川除(石積護岸)の除草作業を行いました。
夏草に覆われていた遺構は築造当初の石組そのままに壮観な姿を回復しました。
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石積護岸の除草作業
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水防監視用高盛土の水見台付近の除草作業
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堤内を潤した取水用水門付近の除草作業
石川除は、江戸時代後期飯田藩の新田開発に合わせ、度重なる洪水の被害に抗するため地域の住民により構築された巨石割石積による天竜川護岸の遺構であります。その後内務省、国交省と管理は変わり、総合的な治水計画として川表側に連続した堤防が築かれ、遺構はそのまま内陸部に保存されるに至りました。(国交省 近代土木遺産)
座光寺史学会は、これらの遺構が後世に伝えられるよう永続的な保存展示に取り組んで参ります。
以上、座光寺史学会 情報隊 浜島 からのお知らせでした。