ささゆりの見学会を行いました

2016年06月07日|新着情報

麻績の里振興委員会2班では毎年、この季節に南本城に自生するささゆりの見学会を開催しています。

今年は梅雨入り間近の6月4日(土)の早朝から、地域の皆さまを含む13名が参加しました。

見学に先立ち、講師の小林正明先生から、「ささゆりは昔、座光寺の里山に広く生息していたが、車社会となって柴刈などで足を踏み入れなくなると明るい里山が無くなり、近年は絶滅が危惧されるようになった。今後はささゆりの生息をアピールして、皆で大切にしていきたい」とのお話がありました。

参加者は足元の悪い山道を進んだ先で、朝日を浴びるささゆりを発見すると夢中で観察し写真撮影をしておりました。

今回の見学会では4輪のささゆりの開花が確認できましたが、つぼみの状態のものまだ有り、今後もしばらく楽しむことができそうです。

 

見学会に先立ち前、講師の小林先生のあいさつ(中央)

見学会に先立ち、講師の小林先生のあいさつ(中央)

 

皆さんと南本城に自生する様々な植物を観察しました

皆さんと南本城に自生する様々な植物を観察しました

 

今年も可憐な花が見られました

朝日を浴び、可憐に咲くささゆり

 

「山アジサイ」もこの季節を代表する花です

「山アジサイ」もこの季節を代表する花です

私たち麻績の里振興委員会では引き続き、南本城に生育する希少植物などの保護活動を続けていきますので、一緒に南本城のささゆりを大切に見守っていきましょう。

以上、麻績の里振興委員会2班 情報隊 北村 からのお知らせでした。

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