阿弥陀堂花まつり
5月8日 中羽場地区に有る 阿弥陀堂にて
お釈迦様の花まつりが行われるとの事で
どのような祭りか気になり、お邪魔をして来ました。
中羽場阿弥陀堂は「ふるさと座光寺マップ」にも
紹介されています。
お釈迦様の誕生を祝う花まつりは4月8日ですが
ここ中羽場では毎年月遅れの5月8日に
地区のご婦人たちが集まり花まつりを行っています。
今日も13名の方が庭先の花を持ち寄られました。
祠の中央には甘茶の皿に乗ったお釈迦様を安置し
屋根には皆さんが持ち寄った花を飾り付けます
飾り付けられた祠はお堂より縁側に出されお披露目
色とりどりの花で綺麗に飾り付けられたお釈迦様を
安置した後、お堂内では大王念珠を回しながら念仏を唱えます。
その後甘茶を頂き楽しいお茶の一時で話が弾みます。
私も甘茶を頂きましたが幼稚園の頃に
元善光寺で飲んで以来の懐かしい味でした。
このお堂の場所は段丘の上に位置し
その昔、暴れ天竜はこの石垣の元まで流れが来ていたそうです
現在では人家や商業施設、耕作地が広がり、ここから
遠くに見える阿島橋まで河原だったと想像が付きません。
このお堂は元禄年間以前の建立と伝えられ、安置されている
お釈迦様も間近に迫る天竜の流れを見ていたのでしょうか?
この花まつりが何時頃から行われているのか分かりませんが
地区の皆さんによって、受け継がれ守られている事に敬意を表し
これからも長く続けられる事を願い、そして座光寺地区の皆さんに
見に来ていただきたく投稿いたしました。
以上投稿は歴史に学び地域をたずねる会
写真記録部 小島 からの投稿でした。