農業振興会議が山梨の先進事業視察を行いました

2015年10月09日|新着情報

 10月7日座光寺地区農業振興会議が主催して山梨県において、農産物や農地、地域資源を活用した、都市農村交流の活動を実践中の先進事例を学ぶ視察を行いました。

CIMG0593

参加18名は、山梨県南アルプス市八田で事業を行っている「NPO法人 南アルプスファームフィールドトリップ」(平成17年6月設立)の農産加工施設内で、代表の小野さんから、取り組みの経過や、ジャム加工の現状・製品の販路の状況など、細部にわたって説明を受けました。

CIMG0594

果樹園での体験型グリーンツーリズムの受け入れのほか、山梨県から「食育体験ツーリズム事業」の一環として委託を受け、サクランボ・スモモ・桃・ブドウ等、現地農産品をジャムに加工し、販路を拡げながら、事業体としても、22名の雇用を維持されている点、また、果樹の収穫体験ツアーの参加者がジャム造りをする「メイクマイジャム」の取り組みでは、生産者・来園者とも満足し、かつ製品の拡販にもつながっている点など、大変示唆に富んだお話を伺いました。

桃・ラベンダー・きんもくせい等の花びらを使った「ジュレジャム」(お湯割りで飲用)も開発されており、着眼点の素晴らしさに感心しました。

敷地内で商工会が運営する販売施設では、ジャム売り場が目立ちました。

CIMG0598

南アルプス市が開設した、地元農産品を使う、バイキング形式の「ファームレストラン完熟農園」を見学、昼食をとったあと、甲斐市にある「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」を見学し、ワインの製造工程から貯蔵・製品化までの説明を受けました。

DSC03486

午後2時現地を出発し、午後4時40分無事視察を終え解散しました。

以上パノラマファーム大門担当大前からの報告でした

 

一覧に戻る