飯田歴史賞2015 特別賞を受賞
飯田市歴史研究所では、飯田市下伊那の歴史研究について、多大な貢献をする論文や著書について飯田歴研賞を設け表彰しているが、この度「歴史に学び地域を訪ねる会」の小島稔会長と今村作衛副会長が歴史研究誌「伊那」に寄稿した垣川遺跡について報文の功績により、特別賞を受賞され、9月5日に行われた飯田市地域歴史集会において表彰された。
報文概要は、小島会長においては、垣川官衙遺跡を中心としてその後幾重にも重なる歴史の香り豊かな2000年浪漫の郷つくりむけた地域の取り組みについて、また今村副会長においては官衙の時代には、湧水がこんこんと湧き出、悠久の平安を願って祭祀が執り行われたであろう垣川清水の遺跡保存に関する地域住民の取り組みを述べたものである。
垣川官衙遺跡は、昨年国史跡に指定されたがこれは、住民による様々な活動が評価されたともいえ、この度の受賞は地域の文化活動の大きな励みになったといえる。
以上、歴史に学び地域を訪ねる会 情報隊員 浜島 からのお知らせでした。