大規模災害医療救護訓練が開催されました
飯田市内全地区で30日、地震総合防災訓練が行われました。
駿河湾内陸部を震源にマグネチュード9.1の地震が発生し、飯田市内で震度6の強を観測したとの想定で実施されました。
座光寺地区では飯伊地区包括医療協議会と連携する大規模災害医療救護訓練が座光寺小学校体育館で開催されました。会場には地域住民と関係機関職員 300名余りが集まりました。
体育館全体をひとつの診療所とみなし、負傷し搬送されて来た患者のトリアージや内科、歯科診療等の医療救護訓練や心肺蘇生(AED)訓練が行われました。
医療救護訓練では、負傷された患者を赤・黄・緑の治療優先度を判定するトリアージから始まり、医師による応急処置、病院搬送の一連の流れが実演されました。
心肺蘇生(AED)訓練では、飯田広域消防本部高森消防署から胸骨圧迫や自動体外式除細動器(AED)の使用方法などについて学びました。中学生や高校生も参加し挑戦しました。
座光寺地域災害対策本部長の北原三三氏からは「災害はいつ発生するかわからない、今日の経験を家庭にも持ち帰り活かして欲しい」との呼びかけがありました。
以上、座光寺地域自主防災連絡協議会 事務局からの報告でした。