いいだ人形劇フェスタ2025 麻績の館で笑顔と感動のひととき

2025年08月12日|イベント報告

8月9日、飯田市麻績の里交流センター「麻績の館」にて、いいだ人形劇フェスタの公演が行われました。
会場では、地元・座光寺小学校4年生、「座光寺小ミラクル」のみなさん、そして神奈川県川崎市から来場した「紙しばいや もっちぃ」さんのバルーン紙芝居が披露され、多くの来場者を魅了しました。

地元の力が光る!《座光寺小ミラクル》のみなさん
座光寺小学校4年生が、4月から準備を重ねてきた人形劇「座光寺小ミラクル」は、「浦島太郎」をモチーフに、座光寺の地域の魅力や大阪・関西万博などの時事ネタを盛り込み、ユーモアあふれるもりだくさんの内容に仕上がりました。

糸あやつり人形は子どもたちが自ら製作し、何度も練習を重ねて臨んだ本番では、人形劇に加えダンスも披露。全員が一丸となって大成功を収めました。
会場は、4年生の晴れ舞台を見守ろうと集まった200人以上の観客で満員御礼。大きな拍手と笑顔に包まれました。

笑いと学びの《紙しばいや もっちぃ》さん
続いて登場したのは、「紙しばいや もっちぃ」さん。紙芝居とバルーンを組み合わせた《バルーン紙芝居》で桃太郎を演じ、客席を巻き込みながら物語を展開しました。

大きなバルーンの桃が観客席に投げ込まれると、子どもも大人も大興奮。会場全体が一体となり、笑顔の絶えない時間となりました。
さらに、作品には環境問題へのメッセージも込められ、マイクロプラスチックの話には、来場者が真剣な表情で耳を傾けていました。

公演後には、もっちぃさんによるバルーンアート教室を開催。体験希望者が殺到し、用意したバルーンが足りなくなるほどの盛況ぶりでした。参加者は、自分で作った作品を手に、その後の流しそうめんや花火大会も楽しみながら、夏の夕暮れを満喫しました。

フィナーレは抽選会と夏の風物詩
二つの公演が終わると、大抽選会で会場は再び盛り上がり、その後は流しそうめんと花火大会。子どもたちの笑い声と歓声が響く、夏らしいひとときとなりました。

夕方開催で、より快適に
今年の人形劇フェスタ座光寺会場は、昨年までの公民館大会議室から麻績の館に会場を移し、時間も日中から夕方へ変更。近年の厳しい暑さを考慮し、観客の健康を守るための工夫です。

市内全体では1,500人を超える市民ボランティアがこのフェスタを支えています。

麻績の館会場の運営は、座光寺公民館文化部の皆さんが中心となり、企画・準備・進行を担当しました。地域の力と手作りの暖かさが随所に感じられる素敵な催しとなりました。

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