「水辺の広場で遊ぼう」が開催されました。

2025年07月22日|新着情報

〜子どもたちが自然とふれあい、学んだ夏の一日〜

7月20日(日)、座光寺・水辺の広場にて、「水辺の広場委員会」「公民館育成部」「自治会環境衛生委員会」の三者共催によるイベント「水辺の広場で遊ぼう」が開催されました。
毎年恒例のこの催し、今年は晴天に恵まれ、子ども12名とその保護者、スタッフなど、総勢30名以上が参加し、大いににぎわいました。

ごみ拾いからスタート!
まずは、みんなで水辺の広場とその周辺のごみ拾いを行い、環境美化に取り組みました。
その後、環境衛生委員の方から、天竜川河川敷でよく見られるごみの種類についての説明があり、特にプラスチックなどの合成樹脂ゴミが自然に分解されず、長期にわたり環境に悪影響を及ぼすことなど、環境保護の大切さについて学びました。

水辺の広場でゴミ拾いをする参加者

水辺の広場でゴミ拾いをする参加者

川の中にはどんな生き物が?
清掃後は、いよいよ川に入って生き物調査の時間。流れの速い場所や石の下など、生き物が潜むポイントを教えてもらいながら、30分ほど調査を行いました。
その結果、カワムツ・オイカワ・フナ・ドジョウ・シマドジョウ・カワヨシノボリ・ブラックバス・ブルーギルなど、10種類以上の水生生物を観察することができました。

中でも「カワムツ」については、本来は西日本に多い魚でしたが、近年は東日本にも広がっており、天竜川の飯田周辺には多く生息していること、また駒ケ根や伊那では少ないなど、地域差についての興味深い説明がありました。

水辺の広場で生き物を探す子どもたち

水辺の広場で生き物を探す子どもたち

熱心に説明を聞く子どもたち

熱心に説明を聞く子どもたち

川遊びで大はしゃぎ!
観察を終えたあとは、子どもたちがスケッチをした後に魚たちを川へリリース(外来種は適切に処理)。その後は、待ちに待った川遊びの時間!
タイヤのチューブを使った巨大浮き輪で川を下るなど、大自然の中で思いっきり遊ぶ姿が見られました。

タイヤのチューブで川下り

タイヤのチューブで川下り

地域の憩いの場として
座光寺の「水辺の広場」は、地域住民が川と親しむことができるよう、「水辺の広場委員会」により環境整備・美化活動が継続的に行われています。
今後も、地域の皆さんにとって憩いの場となるよう、マナーを守り、安全に楽しくご利用ください。

以上
水辺の広場委員会
環境衛生委員会
公民館委員会 からのお知らせでした。

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