「くるべ古代歴史館」を視察しました
私たち2000年浪漫の郷委員会(牧野光彰委員長)では恒川史跡公園整備の推進に取り組んでいますが、このほど建設の始まったガイダンス施設(ごんが歴史交流館)の運営や活用について学ぶ機会として、飯田市教育委員会の協力のもと四日市市の「くるべ古代歴史館」の視察を行いました。
11月23日(土)、浪漫の郷委員会や公園整備推進会議のメンバーなど参加者15名は、マイクロバスで四日市市大矢知町にある国史跡「久留倍(くるべ)官衙遺跡」のガイダンス施設(くるべ古代歴史館)に向かいました。
途中、飯田市教育委員会文化財保護活用課の4名の皆さんと合流して午前10時過ぎに「くるべ古代歴史館に到着」。スタッフの方の歓迎のあいさつの後、早速、同施設のボランティアガイドの方から展示コーナーをご案内いただきました。
その後、恒川史跡公園と同様に国道(1号線)のバイパス工事で発見された政庁や正倉院の遺跡が残る「くるべ古代歴史公園」内をボランティアガイドの皆さんの案内・説明で見学しました。参加者は、東側に向いた「八脚門(政庁の正面玄関)」や休憩施設を兼ねた「正殿」、整然と並ぶ「正倉院(倉庫群)」などを見学しながら、ガイドの方の説明に質問したり熱心にメモを取ったりしていました。
その後、歴史館に戻り学習室で古代衣装の着用体験や木簡づくり体験にチャレンジしました。
また、ボランティアガイドの皆さんとの交流の時間を設けていただき、「なぜ、ボランティアガイドに応募したのか」とか「どんなことに、やりがいを感じるのか。失敗体験は?」、「ガイド研修はどのように行うのか」など募集方法や運営方法をアドバイスいただきました。
今後も同施設と情報交換しながら、当地の「ごんが歴史交流館」の運営やガイドの育成などに活かしていきたいと思います。
当委員会では、広く座光寺地域の皆さんに恒川史跡公園とガイダンス施設に関心を持っていただくための勉強会などを行う予定ですので、一緒に「自然と歴史・文化を活かし育むまつづくり」に取り組んで行きましょう。
以上、2000年浪漫の郷委員会情報隊からの報告でした。