1月31日（土）座光寺地域文化祭において平成26年度麻績の里種まき大賞授賞式が行われました。

「麻績の里種まき大賞」は、地域の中で温かな心の種を蒔いた個人や団体、地域のことを思って活動している個人や団体などを紹介し、その活動を称え励ます気持ちを表しています。その取り組みから、私たちが地域づくり参画への心を呼び覚まし、新たな地域の活動へとその種を大きく育てていくことを趣旨としています。平成９年度に生まれた賞で、文化祭の折に表彰しています。平成２５年度までに１３の個人と５３の団体が受賞しています。

　その選考に当っては、主として地域自治会以外の活動を対象に、
・その自発性、先進性、示唆性、独自性、頑張り度を大切にします。
・過去の実績も大切ですが、新しく芽生えた活動を奨励する視点を大切にします。
・脚光を浴びなくても、地域に根を張った地道な活動の発掘、評価に努めます。
・若者、老人、女性等の地域づくり活動を積極的に発掘評価します。

本年度は以下の皆さんに「麻績の里種まき大賞」をお贈りします。

子どもさくらガイド　様

　桜まつりにあわせて飯田市天然記念物の麻績の里舞台桜や県宝の麻績舞台校舎を訪れる皆さんに対し、桜や座光寺地域のことをより知っていただくために、小学生から中学生でガイドを行っています。事前学習も行い、桜や地域のことを学習するだけでなくおもてなしの心の学習も行っています。

ガイド当日は、積極的に観光客に歩み寄り、丁寧なガイドを行っています。ガイドを受けた遠方の方から感謝の手紙をいただくなどの評価もいただいています。

 

唐沢地区　様

　唐沢地区では、地区のシンボルである蚕玉様への道を整備しようという思いから道の周辺の草取りをし、そこに芝桜を植える活動に取り組んでいます。この活動に続いて、通りに面した家庭の庭先に芝桜を植える活動も始められ、これらの活動は地区内の環境美化と地区を訪れる方へのおもてなしの心を表しています。

 

地域移送サービス運転ボランティア　様

　座光寺地域移送サービスは、平成25年6月に開始されました。このサービスは、座光寺地域内に居住する公共機関の利用が困難な高齢者及び障害のある方の移送を援助し、地域福祉の向上を図ることを願っています。現在、利用者は15名で、運転協力者は７名です。活動は、申込から車やボランティアの手配まで主体的に行われており、今までの2年半の間に、約１９０回の移送を行っています。この間、より利用しやすいように利用目的の制限を緩やかにして、1日前の予約で利用していただけるように改善もしています。現在の課題は、利用者・利用回数の増加と、女性運転手の担い手を確保することです。

 以上、座光寺公民館（☎0265-22-1401）からの報告でした。