体験教育旅行で南本城跡など麻績の里の魅力を発信!

2024年06月07日|新着情報

令和6年5月31日(金)の午前中、南信州観光公社からの手配で、大阪府枚方市立楠葉西中学校3年生34名の皆さんが南本城跡を訪れました。訪問の目的は、体験教育旅行SDGSプログラムの一環として、南本城跡を訪れ、地元での山城の保存・活用の実態や周辺の自然・歴史・文化などの資源を活かした地域づくりについて学ぶといった内容で、2000年浪漫の郷委員会が案内を引き受けました。

 

元善光寺に参拝

あいにくの小雨模様の天気でしたが、中学生はバス降車後、元善光寺を参拝し、旧弓道場にてガイド部会の方々と対面し、挨拶をしました。山城探訪の支度としては、軽装で少し驚きましたが、最終日でこの後大阪府に帰るとのことで仕方がない状況でした。

麻績の里マップにて座光寺の歴史を説明

自治振興センター前の巨大な麻績の里マップの前で座光寺の歴史について中学生に熱心に説明していただきました。

麻績の舞台校舎と舞台桜を案内

明治初年に歌舞伎舞台と学校を併せた建物を建てたいとの要望で完成した全国的にも珍しい建物であること、また舞台桜について「半八重紅枝垂れ彼岸桜」というここしかない貴重な桜であることなど説明しました。

南本城跡に登城

舞台校舎の前にて南本城の歴史や構造など基本的な話をガイドの方にしていただき、いざ登城です。といっても小雨の天候のため、西郭や本郭などには行くことができず、麻績神社から堀底道を300mほど登りました。「これから攻め上るぞー」とのかけ声を上げましたが、悪天候のため「退却!」の号令によって下まで降りておりました。山城の雰囲気はある程度、理解できたのではないでしょうか⁉

麻績の館にてグループワークと発表、講評

麻績の館のホールにて9グループに分かれ、南本城の保存・活用や麻績の里の多様な資源について話し合いました。各班の発表では、舞台校舎の中を見たかったとの感想や桜の時期ではないものの舞台桜の魅力に気付いていただいたようで、桜まつりや夏祭りなどの開催、SNSまたは紙媒体での魅了発信などの意見も出されました。「桜まつり」や「夏祭り」は実際に座光寺で実施しており少し驚きました。事前学習をしっかり行って来られたようで、座光寺のことをある程度知っているようでした。 

各グループの発表後、座光寺地域自治協議会の牧野光彰会長からまとめとして挨拶がありました。中学生の皆さん事前学習に熱心に取り組んでおられたようで、座光寺・麻績の里について貴重な意見をいただきました。南本城の山城探訪は天候に恵まれず一部のみの探訪でしたが、また何かの機会に座光寺・麻績の里を訪れていただければありがたいです。

2000年浪漫の郷委員会

 

 

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