パノラマファーム大門で「リンゴ祭り」が開催されました
9月29日(日)午前9時20分から「パノラマファーム大門」で、座光寺地域自治会・パノラ
マファーム大門・座光寺公民館の共催により「麻績の里体験学校」の一環として、「パノラマ
ファーム大門りんごまつり」が開催されました。
生憎の曇り空でしたが7組の親子20名(子供は幼児を含め13名)が参加し、各団体からの参加
者も一緒に「開会式」を行いました。公民館長の歓迎挨拶の後、主催側から内容と進め方の
説明があり早速「アサギマダラを探そう」と、ファームの東側斜面の「フジバカマ植栽地」
へ移動し、まず小島 稔さんから、アサギマダラの生態や、座光寺地区のこの場所にどのよう
にしてフジバカマの群生地が出来たのかなどの説明を受けました。
その後、親子全員で、フジバカマの茂みに分け入り、多くのアサギマダラが飛び交い、またフジバカマの花に止まったりする様子を観察しました。
小島さんから、日本の国蝶「オオムラサキ」の飛来を願って、この場所に榎(エノキ)の木を植えたエピソードなども紹介されました。
午前10時頃から、ファーム西段にある「渋谷リンゴパーク」へ移動し、パノラマファームの初代場長代田勝さんから、ここに植えてある「リンゴ」の種類や特徴、最近の異常気象や気候変動による栽培上の問題点などの説明を受けました。
また、今の時期「シナノピッコロ」が最適なので、リンゴ狩りの対象として、子供は一人3個づつ収穫し、また、各自試食用として1個を採ってその場でかじって欲しいと提案がされました。
参加者は目にも鮮やかな赤いピッコロをその場で採って、やや硬くても甘味のある果実の感触を楽しみました。その後、「紅玉」の樹へ移動し、代田さんから「紅玉」リンゴの特徴(主に調理・加工用)の説明があり、こちらは子供2個、大人1個づつを採ってもらいました。
子供たちには、クレヨン・画用紙・画板が渡され、自由に絵を描く時間が用意されました。
その間、大人達はピッコロと紅玉の残りの果実の収穫作業を行いました。
午前11時20分に、全員でリンゴジュースを頂き、閉会式に移り、まず参加者の感想を聞く
こととなり、子供たちや保護者数名から「初めてリンゴを採って楽しかった」「3回目のリ
ーター毎回楽しめた」等の感想が出されました。
終わりにパノラマファーム長沼場長から参
加者の皆さんへのお礼の挨拶があり、午前11時35分閉会しました。
なお、祭りに先立ち、当日午前7時から、パノラマファームメンバー16名が草刈り機を持
参し、管理地全体の草刈り作業を約1時間実施して「祭り」の環境を整えて頂いたことに感
謝します。
以上パノラマファーム大門担当大前からの報告でした